当院では随時、スタッフを募集しております。詳しくは、採用情報よりご確認お願いいたします。

当院で行っている外来手術には以下のようなものがあります。

鼠径(そけい)ヘルニア手術

鼠径ヘルニアとはどのような病気でしょう?

ヘルニアが発生しているイメージを例えるならタイヤの弱くなった部分から、内部のチューブが突き出ているのに似ています。
「鼠径ヘルニア」(脱腸)は、本来ならお腹の中にあるはずの小腸などの一部が、もものつけね(鼠径部といいます)の筋膜の間から皮膚の下に出てくる病気です。患者さんは乳幼児から高齢者まで幅広く分布しますが、特に、もものつけねの筋膜が弱くなる40歳以上の男性に多く起こる傾向があります。

鼠径ヘルニア(脱腸)の症状は?

立った時とかお腹に力を入れた時に、もものつけねの皮膚の下に小腸などが出てきて柔らかいはれができますが、普通は指で押さえると引っ込みます。このはれが急に硬くなり、押さえても引っ込まなくなることがあり、お腹が痛くなったり吐いたりします。
これをヘルニアのカントンといい、急いで手術をしなければ、命にかかわることになります。

鼠径ヘルニアの治療方法は?

鼠径ヘルニアは自然には治りません。カントンを起こす前に手術をすれば簡単に治ります。症状がでて気になるようでしたら、すぐに「外科」を受診しましょう。現在最も多く用いられている手術法はメッシュプラグ法です。このメッシュプラグ法はポリプロピレン製の傘状のプラグ(栓)を、小腸などが出てくる筋膜の弱い部分に入れて腸などが出てくるのを防ぎます。メッシュプラグ法は従来の手術法に比べ、手術時間が短くてすみます。また創の大きさは約4cmですから、術後の痛みも軽くてすみます。

粉瘤 ・脂肪腫

粉瘤とは

「粉瘤」とは皮膚内の袋状の腫瘤で、表面の皮膚は半球状にもり上がります。この腫瘤はたいてい皮膚とくっついていますが、その下の皮下組織とはある程度動きます。袋の内側は表皮が張り、その中身は白っぽい粥状のアカのかたまりです。大きさは直径5~30mm位で、中には直径100mmを越えることもあります。けがや手術やにきびの後に生じたり、ピアスの穴から生じることもありますが、大部分は原因不明です。悪性化することは通常ありません。診断は比較的容易ですが、中には手術前の診断がむずかしいこともあります。

粉瘤の治療について

粉瘤は体のどこにでもできうる腫れもの(ニキビの親玉みたいな)で、中に主に膿が入っています。膿が入っているので、感染が心配されるから切除するのが治療法です。すでに感染してしまっていたら周りが赤くなったりと変色するので、そうなると周りごと切除しないといけなくなります。粉瘤自体は初めは、膿がたまった袋状になっていて、この段階に切除するなら袋ごと取り出せるのですが、ほっといてその袋が破裂すると膿が周りに広がり、周りが感染して変色します。中の成分は臭いがします。

脂肪腫とは

外見は粉瘤と同じような腫れものですが、中の成分が脂肪の塊になっています。膿ではないので感染が心配されないことからほっといてもさほど悪影響はないのですが、腫れてて見た目が目立ってしまいます。また、脂肪腫に似た症状でガングリオンというのがあって、これは関節付近にできるもので、中の成分は主に関節液で液体やゼリー状です。これは、半球状にもり上がることもありますが、場所によっては、しこり触れるけれども平らに見えることもあります。大きさはやはり直径10~30mm位ですが、中には100mmを越えるものもあります。額や背中の皮膚の下に多く発生します。この中身は脂肪細胞のかたまりで、うすい膜でおおわれています。悪性化はまれです。治療法は脂肪腫と同じく切除になります。

巻爪(コレクティオ)

コレクティオの特徴

深爪が原因の「陥入爪」や異常に湾曲してくる「巻き爪」を自然で健康な爪へと導く矯正具です。 爪の両端にワイヤーを引っ掛け、ねじり上げるだけなので簡単に短時間で施術ができ、母趾以外の幅の狭い爪にも矯正可能です。ワイヤーを安定させるプレートやコーディング部が小さく、見た目にも美しい矯正具です。